米証券会社大手ゴールドマン・サックスは、かつて500名のトレーダーを抱えていたが、現在はAIトレードの普及でたったの3名になっているそうだ。
そして、今後はコーディングの能力のあるエンジニアを向こう数ヶ月で100人超採用をする予定があるらしく、もはや証券会社と言うよりはGAFA同様に、IT・AI企業と言っても差し支えのない業態に急速にシフトチェンジしてきている。
今後は、他の証券会社でもAI化は進んでいくだろうし、これがウォール街、ひいては世界中の金融界が進んでいく方向で間違いがないと思われる。
このような状況下で我々個人投資家はどうすればいいかというと、先んじて手っ取り早くAIに乗っかればいい、具体的にはロボットアドバイザーに金を預ければいいという意見がやはり多い。
しかし、俺は最近思うのだが、このままAIが順調に進化してシンギュラリティを超えて人間同等の知能を持つようになると、人間が抱える「欲望」も備えるようになることが考えられる。そうすると、行き過ぎた買いで実態とはかけ離れたバブルを引き起こすかもしれない。あるいは「恐怖」を備えて、行き過ぎた売りで実態とはかけ離れた大暴落を起こすかもしれない。人間の十八番である高値掴み安値狼狽売りをやってしまうかもしれない。
要するに、
AIトレードの進化 = 人間トレーダーに近づく
と言えるかもしらない。結局は、AIが人間を追い抜くのではなく、追いつくのだ。
もしそうであるならば、ロボットアドバイザーに任せっきりは、結構危険なことなのかもしれない。
やはり、自分で考えて投資した方がいいと思うのだが、お前たちはどう思う?

Q
AIの今後には要注目だ。
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